EC-CUBE カスタマイズ LinuxからLinuxへ、環境移行
環境構築ノウハウ/環境移動方法(Linux→Linux)
EC-CUBEのカスタマイズをする際には、テスト用の環境で一旦構築し、その後本番用の環境に移行する、という流れを取ることがよくあります。
当たり前ですが、単純にファイルをそのままコピーしただけでは動かないので、PHP・データベース・ファイルの移動に関する主要な注意点をまとめておきます。
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本番用サーバの環境構築
環境移動にはいくつかのケースがあるかと思いますが、ここでは説明の便宜上、
移動元のサーバを開発機、移動先のサーバを本番機と呼ぶこととします。
まずは本番機の環境構築を行います。
必要なアプリは、[環境構築>インストール/環境構築-Lunux]でも述べましたが、移行の際に特に注意しなければならないのは、
- PHP
- データベース
の2つです。
PHP
PHPはバージョンの違い、オプションの設定の違い、で本番機で動かなくなるというケースが頻繁に発生します。
以下の点には特に注意してください。
- インストール時のオプション設定
- php.iniの内容
- httpd.confの内容
データベース
MySQLとPostgreSQL間のデータ移行はかなり大変ですので、現実的にはオススメしません。
どちらのデータベースを使うのかは、最低限統一してください。
どちらにしても、
- 設定ファイルの内容
- ユーザ名、パスワード
には特に注意してください。
移行方法
ファイル
基本的には同じフォルダ構成を保持したまま、開発機から本番機へコピーすれば問題ありません。
コピー後には、
/data/install.php
の内容を本番機の環境に応じて書き換えてください。
- HTML_PATH
- DATA_PATH
の2つはルートフォルダからの絶対パスです。
開発機と本番機で全く同じフォルダ構成になっていない場合には変更の必要があります。
- SITE_URL
- SSL_URL
この2つはドメイン名からのパス指定です。
運営されるサイトのドメインにあわせて設定してください。
- DB_USER
- DB_PASSWORD
- DB_SERVER
- DB_NAME
これらはデータベース関係の設定値です。
DB_SERVERについては、WEBサーバとDBサーバが同じサーバ上で動いているのであれば、特に変更の必要はありません。
残りの3つについては、本番環境で設定したものにあわせて変更してください。
特にDB_USER、DB_PASSWORDについては、漏れてしまうと大変なことになりますので、
- USER:hogehoge
- PASSWORD:hogehoge
のようなものは本番機では避けてください。
データベース
エクスポート
まずは開発機から、データをエクスポートします。phpPgAdminやphpMyAdminなどのGUIツールを導入していれば、管理画面上から簡単にエクスポートが可能です。
コマンドラインで操作したい場合には、以下のようにします。
※データベース名は「eccube」としておきます。
- PostgreSQL
$ pg_dump eccube > /tmp/eccube_backup
- MySQL
$ mysqldump eccube > /tmp/eccube_backup.sql -u xxx -p
xxxにはユーザ名を入れてください。
インポート
上記のGUIツールでもインポートが可能ですが、ファイルが大きいとエラーになることがあります。
コマンドラインでの操作方法を紹介しておきます。
先ほどエクスポートしたファイルを、本番機の/tmp/フォルダに格納します。
- PostgreSQL
$ psql eccube < /tmp/eccube_backup
- MySQL
$ mysqldump eccube >$ mysql eccube < /tmp/eccube_backup.sql -u xxx -p
これで完了です。
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